労働保険料の口座振替

週末ついに帯広にも今冬初とも言えるドカ雪が降り、周りの景色は一気に完全な雪景色となりました。その影響で今朝は帯広市内でもあちこちで車の渋滞や除雪に伴う混乱が見られました。ある程度雪に慣れている十勝でさえこのような状態なのですから、先日から普段考えられないような大雪に見舞われている本州方面の混乱は当然とも言えます。ネットでの情報を見ているとその被害は大変大きいようです。孤立状態となっている地方はもちろんのこと、今回の雪害に対する迅速な救助活動や混乱の収束を望みます。

では本題に。
労働保険、いわゆる雇用保険と労災保険に加入している事業所では毎年6月1日から7月10日の間に労働保険料を集計、精算した上で申告、そして納付しなければなりません。この手続きを一般的に労働保険料の年度更新と呼んでいます。この労働保険料の納付について、通常金融機関等に納付書を持参し、そこで納付するのが一般的だったのですが、2年ほど前から口座振替での納付が可能となりました。

この口座振替による納付を希望する場合は事前の申し込みが必要となります。平成26年度の1期目、つまり7月10日迄の申告分から口座振替とするのであれば、今月の20日迄に金融機関に所定の用紙で申出を行う必要があります。用紙は厚生労働省のホームページに載っており、そこで直接入力し、印刷することも出来ます。又、口座振替の届出自体は届出時期によりどの期から適用になるかは変わってきますが、随時受け付けています。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/hokenryou/

この口座振替を利用すると7月10日迄の納付期限が9月6日迄に延びます。2期目、3期目の納付がある事業所においてもそれぞれ半月ほど納付期限が延びますが、1期目の納付期限の繰り下げは大きなメリットだと思います。納付のし忘れも防ぐことが出来ると思います。

うちの事務所の関与先でも昨年の年度更新時に口座振替を使用しているところはあまり多くなかったので、先月に毎年年度更新手続を受託させて頂いている関与先に案内文を送らせて頂きました。実はこの口座振替を利用してもらうことで労働保険料の年度更新手続を行わせて頂いているうちの事務所にもメリットがあり、通常早めに労働保険料を計算し、納付書もできるだけ早めに事業所に届ける事になるのですが、口座振替の場合、申告書のみ期限にしっかり間に合わせれば、納付書をお渡しすること自体不要となります。

この口座振替の手続は一度行えば、その後は解除しない限りはずっと有効となります。口座振替を利用している事業所の労働保険料の申告書用紙には上の方に目立つように「口座振替」の文字が囲まれていると思います。自事業所で口座振替を利用しているかどうかを確認したい場合は前年の申告書用紙により確認できます。

かなり使える制度ですが、それほど周知が進んでいないように感じます。


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